医療法人三幸会広報誌“きたやま”創刊号は、昭和52年4月25日に発刊されました。
当時、法人は創立23年目に入っており、北山病院、第二北山病院とも職員数がかなり増えてきました。
職員間の交流はあるものの、やや分かりづらい面が見え始めた頃かと思います。 病院は医師をはじめ看護、医事その他多くの職種から成り立っています。
これらの職種間のコミュニケーションを図るとともに、病院の特徴や活動等を知ってもらいたく広報誌の発刊となりました。
当院のある岩倉地域は日本の精神科医療の発祥の地であります。 創刊からかなりの期間は、〔岩倉と精神病〕について掲載していました。
他にもふるさと紹介や趣味の発表など、多種の記事が誌面を飾りました。
読んでいただいた外部の方から、「お国訛りが懐かしかったよ」とのお声をいただいたこともありました。
創刊から39年経ち、今年6月発刊の最新号は第54号になります。 この間、編集委員をはじめ多くの皆様のご協力により、介護老人保健施設紫雲苑の開設や、 精神科医療の変化、法人の認知症への取り組み、病院のリニューアル、外部事業所の新設、法人行事や活動等を紹介してきました。
これからは、法人全体としての医療や介護への取り組みや、外部事業所の活動等をより多く紹介して行きたいと思っています。 そして、これらを通して地域の皆様や、他の医療機関等ともこれまで以上の交流が出来れば幸いに思います。 どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
(53号までは、巻頭特集をPDFでご覧いただけます。)